SANストレージのデータ復旧可能型番と料金
SANストレージ
SANストレージで発生する不具合について
SAN(Storage Area Network)ストレージとは、サーバーとストレージが1対1で結ばれる関係ではなく、専用のネットワークを通じてストレージを1台にまとめようという考えから生まれた物です。そのため、いわゆるコンシューマ向けHDDとは不具合の内容や対処法が大きく異なります。また、SANストレージは、構築したメーカーや構成するストレージによってRAIDや仮想ボリュームなどの内部構造が異なります。そのため、データ復旧を行う際には、メーカーやストレージに合わせた個別の対応を行うことになります。
このような事情から、SANストレージのデータ復旧は難度が高く、完全に対応できる復旧会社はあまり多くありません。しかし、弊社はこの問題に対応してさまざまなメーカーやストレージの障害・不具合を解決しています。
対応可能なSANストレージ
弊社では以下のSANストレージのデータ復旧に対応した実績があります。なお、このリストにないメーカー及びストレージでも対応可能な場合もありますので、詳細につきましてはお問い合わせください。
Dell EMCストレージ |
Dell EqualLogicストレージ |
Dell Compellentストレージ |
Dell PowerEdgeサーバー |
Dell PowerVault製品 |
EMC VNXシリーズ |
EMC VNXeシリーズ |
EMC Celerraシリーズ |
EMC CLARiXシリーズ |
EMC ISILONシリーズ |
NetApp FASシリーズ |
NetApp AFF Aシリーズ |
NetApp EFシリーズ |
HP EVAストレージ |
SANストレージで実際にあった障害内容
SANストレージは、さまざまなメーカーのHDDを集合的に使う点が大きな特徴です。もちろん、使われているHDDはSANストレージごとに異なりますので、起きた障害は個別の案件として対応する必要があります。Dell EMC、Dell EqualLogic、NetAppについては、具体例がありますので、それぞれのページをご確認ください。
料金プラン
リカバリー価格
障害内容 | 復旧費(税別) |
---|---|
簡易障害 | 2万7,600円(税別)~ |
論理障害 | 15万6,800円(税別)~ |
物理障害 | 19万6,000円(税別)~ |
- 「簡易障害」は、OSなどの起動ができないといった比較的簡単な障害を指します。修復はさほど難しくありませんから、料金も低めに設定されています。
- 「論理障害」とは、機器自体は壊れていなくても、電磁的なデータ内容やファイルフォーマットの構造などが乱れたため、HDDがまともに機能しなくなることです。修復にはデータの読み込みやウィルス感染のチェックなど、緻密で専門的な作業が要求されます。
- 最後に「物理障害」は、HDDが「物理的に」壊れたことを指します。その原因は、火災や水没、落下や踏みつけなどさまざまですが、いずれも復旧は困難です。
お問い合わせ・お見積もりは無料で24時間受付しておりますので、お気軽にご相談ください。