TOSHIBA製HDDのデータ復旧可能型番と料金
TOSHIBA製HDDで発生する不具合について
TOSHIBA製HDD「MKシリーズ」のうち、初期のモデルは発売から10年が経過しています。その期間に多く発生したトラブルは、モーター不良がもたらす「Disk回転不良」による障害です。また、TOSHIBA「MQシリーズ」及び「DTシリーズ」では、「ヘッドの障害」が多く見られます。その原因は、近年の精密なハイブリッド型HDDが、基板上のフラッシュ領域との整合が取れず、情報を認識できなくなるからです。
なお、TOSHIBA製の1.8インチHDDは、ポータブルビデオレコーダーに多く採用されています。これは、サイズが小さくて振動や衝動に強いことが要因です。しかし、据え置きで使われるHDDとは異なる使用環境から、ヘッドの不良やヘッドがDiskに吸着してしまうといった障害が多く見られます。弊社では、このようにPCやサーバー以外で使われているHDDのトラブルにも問題なく対応。データの復旧事例を数多く積み上げてきました。
対応可能な型番(TOSHIBA)
DTxxAxxシリーズ |
MQ02ABFxxxシリーズ |
MQ01ABF025、MQ01ABD075 |
MKxx59GSXP、MK**61GSY(N)シリーズ |
車載用途HDD |
3.5インチ、2.5インチ、1.8インチHDD |
TOSHIBA製品で実際にあった障害内容
TOSHIBA製のHDDが過去に引き起こした障害は、おもに「Disk回転不良」「Head不良」「基盤障害」の3点です。まず回転不良などDisk障害の場合は、Diskを取り外して正常な物と交換することで、修復できます。同様にHeadに不良が生じた際も、正常な物と入れ替えるだけで元どおりになります。最後の基盤障害の場合も、正常な物と交換することによって機能を取り戻すことが可能です。
これらの修復を行う際に重要なことは、修復するHDDと同等の容量を持つHDDをしっかり用意すること。つまり、安定的な復元先の確保ということになります。
料金プラン
リカバリー価格
障害内容 | 復旧費(税別) |
---|---|
簡易障害 | 2万7,600円(税別)~ |
論理障害 | 15万6,800円(税別)~ |
物理障害 | 19万6,000円(税別)~ |
- 「簡易障害」は、OSなどの起動ができないといった比較的簡単な障害を指します。修復はさほど難しくありませんから、料金も低めに設定されています。
- 「論理障害」とは、機器自体は壊れていなくても、電磁的なデータ内容やファイルフォーマットの構造などが乱れたため、HDDがまともに機能しなくなることです。修復にはデータの読み込みやウィルス感染のチェックなど、緻密で専門的な作業が要求されます。
- 最後に「物理障害」は、HDDが「物理的に」壊れたことを指します。その原因は、火災や水没、落下や踏みつけなどさまざまですが、いずれも復旧は困難です。
料金例(法人の場合)
※パートナー優待割引、メーカー優待割引率による変動あり
以下のような症状の場合はこちらの料金の可能性がございます。
※調査した結果障害内容が異なる場合、復旧料金も異なります。
お問い合わせ・お見積もりは無料で24時間受付しておりますので、お気軽にご相談ください。