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USBメモリのデータ復旧

近年のフラッシュメモリ大容量化に伴い補助記憶装置として広く普及しているUSBメモリもメーカ・容量を問わず対応しており、抜群の復旧実績がございます。

USBメモリとは

USBメモリとは100円ライターほどの大きさの記憶装置です。持ち運びが容易で、パソコンのUSBポートに差し込むだけでパソコンとのデータのやり取りができるのが特徴です。さらにCDやDVDといったメディアよりも速くデータの読み書きができます。

USBメモリは現在、主に次の3タイプが使われています。

(1)スタンダードタイプ

データ読み書き用の標準的なタイプです。単機能なため動作が速く、データの保存や削除も迅速にできます。

(2)セキュリティタイプ

盗難・紛失による情報漏えい防止機能に加え、ウイルス感染防止機能を搭載したタイプです。USBメモリに保存するデータはすべて自動的にウイルススキャンされるので、外出先のパソコンからウイルスを持ちかえる危険も防げます。

(3)バラエティタイプ

USBメモリはコネクタさえ規格通りであればフラッシュメモリ部分は形状に制約がないため、ボールペン形、マスコットキャラクター形などデザインに趣向を凝らしたタイプも増えています。

USBメモリはなぜ普及した?

フラッシュメモリは、4ギガバイトから64ギガバイトと容量が大きくなり、最近は512ギガバイトや1テラバイトも登場しています。それに伴い、低価格化も進みました。そのため、手軽にたくさんのデータを持ち運びができる記録媒体として急速に普及しました。

USBメモリの導入目的

可搬性に優れた記憶装置であるUSBメモリは、フロッピーディスクやCD、DVDといったメディアに代わるパソコンデータ運搬ツールとしてはもとより、アプリケーションソフトを保存して外出先のパソコンで利用する、内蔵ハードディスクのバックアップ用データファイルとして利用するなど、様々な用途に使われています。

USBメモリのメリット・デメリット

可搬性に優れたUSBメモリには、次のようなメリットがあります。

  • CD-R/DVD-Rに比べ読み書きが簡単

CD-R/DVD-Rはデータを書き込む時にアプリソフトが要りますが、USBメモリは不要です。

  • 基本的にどんなパソコンにも使える。
  • 外付けハードディスクのような自前の電源が不要
  • アプリソフトを保存して外出先のパソコンでそのアプリを利用できる。

一方で次のようなデメリットもあります。

  • 消去・書き込みにも制限がある

フラッシュメモリはデータの消去・書き込みに際して、電子がメモリチップを保護している酸化膜を貫通して酸化膜を劣化させます。どの程度で消去・書き込みができなくなるかは製品により異なりますが、一般的には数万回といわれています。

  • 長期保存に向かない

上記と同様の理由で、酸化膜の劣化に比例してデータ保存期間が短くなります。

USBメモリの弱点

USBメモリには次のような脆弱性があります。

(1)コネクタの摩耗

USBメモリのコネクタはメッキで処理されています。しかし、これがUSBポートへの着脱を繰り返すうちにメッキが摩耗します。摩耗すると接触不良になります。

(2)接合部の破損

コネクタとフラッシュメモリの接合部は構造的に脆く、ちょっとした衝撃でも破損する場合があります。接合部が破損するとUSBメモリが使用不能になります。

故障時に差し込みの繰り返しはダメ!

USBメモリが故障すると

  • USBメモリが反応しない
  • 断続的にパソコンとの接続が切れる
  • アクセスランプが点滅しない、あるいは点滅してもすぐ消える

などの症状が出ます。

このような症状が出た時、USBポートへのUSBメモリ差し込みを繰り返すのは危険です。それにより、USBメモリの保存データが消滅する場合があります。