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RAID5からのデータ復旧

RAID5のデータ復旧

RAID5のデータ復旧ならデータ復旧歴国内No1のA1データにお任せください。 データ復旧を行って30年、RAIDの歴史やそれぞれの特徴、弱点を知り尽くしているデータ復旧の老舗の当社にしか持ち合わせていないデータ復旧技術で、お客様のトラブルを解決します。

RAID 5とは?

そもそもRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)とは、複数のHDD(ハードディスク)やSSDを組み合わせて1つのドライブとして認識させる技術のことです。そんなRAIDの中でも、RAID 1やRAID 0に比べ、さまざまなメリットがあるということで、一般的によく利用されているのがRAID5です。HDDの故障にもリビルドで対応できます。しかし、RAID 5には多くのメリットがある一方で、デメリットもありますので、特徴を正しく理解することが必要です。

RAID5のメリット・デメリット

<RAID5のメリット>

  • 構成するHDDのうち1台に異常が生じても、システムは稼働する
  • リビルドを行うことで、故障したHDDに保存されているデータを復旧することができる
  • パリティの保存にはHDD1台分の容量しか使用しないため、HDDの数が増えるほど容量の効率が上がる
  • データ読み出しは複数のHDDから同時に行われるため、HDDの数が増えるほど処理が高速となる

<RAID5のデメリット>

  • HDDが少なくとも3本以上必要なため、初期導入コストが高くなる
  • データを保存する際にはパリティの作成を行うため、データ保存には多少時間がかかる
  • 2本以上のHDDが故障した場合、データの復旧が不可能となる
  • HDDが1本故障してもシステムは稼働しているため、故障に気づかないことがある

RAID5でリビルド失敗する原因

リビルドを行えば元のデータを復旧できるというメリットがあるRAID5ですが、リビルドに失敗する場合があります。

リビルド時に間違ったディスク交換してしまう

リビルドの際に、間違って故障していないディスク(HDD)を取り外してしまうケースが多くございます。また、2台以上のディスク(HDD)を取り外した際は、元に戻すときにディスクの並びを入れ替えてしまうケースも失敗の原因となります。RAIDは規則に従ってデータを分割保存しているため、その並びが変わると規則性が崩れ、データが破損してしまいます。さらにその状態のまま起動すると、新しいデータが上書きされてしまうため、データの復旧がますます困難になってしまいます。

トラブル1:取り外すHDDを間違う

トラブル1:取り外すHDDを間違う

トラブル2:戻す際にHDDの並びを入れ替えてしまう

トラブル2:戻す際にHDDの並びを入れ替えてしまう

RAIDのレベルを確認せず、誤操作で別のレベルに変更してしまう

リビルドのために管理画面で操作をしているときに、誤って初期化をしたり、RAIDのレベルを変更してしまうことがございます。また、現在のRAIDレベルを確認しないまま誤認しており、RAIDのレベルを変更してしまうケースも多いです。RAIDレベルの変更は、すべてのHDDに新しい情報が上書きされてしまうため、データ復旧が困難になってしまいます。

トラブル1:誤操作

トラブル1:誤操作

トラブル2:誤認

トラブル2:誤認

リビルドをしている最中に別のHDDが故障してしまう

RAIDにはリビルド中にほかのHDDが故障する可能性があるというリスクがあります。RAID製品に使用されるHDDはどれも製造時期が同じで、同時に使用を開始しますので、1台のHDDに寿命が訪れたとすれば、残りのHDDの寿命も残りわずかと考えられます。また、リビルドはHDDに大きな負荷をかける作業なので、リビルドが引き金になってほかのHDDが故障することは往々にしてあります。

RAID5で起きるリビルド以外のトラブル・原因

リビルド作業時のリスク以外にも、RAID5でトラブルや故障が原因でデータを失う可能性はあります。

RAIDのディスクをPCに接続してフォーマットしてしまう

RAID5のHDDのうち1台が故障した際に、故障したHDDの状態を確認しようとして筐体から取り外し、PCに直接接続するということもしてしまいがちな行動です。しかし、PCに接続したとしても、データにはアクセスできません。また、PCに接続したときにフォーマットを促すメッセージが出てくることがあり、そこでうっかりフォーマットを実行してしまうとHDD内のデータが消去されてしまいます。

RAIDのディスクをPCに接続してフォーマットしてしまう

2本以上のディスク(HDD)が故障している場合

2本以上のHDDが故障してしまった場合は、専門業者以外でのデータの復旧は困難です。まずは故障したHDDの症状を診断し、故障したHDDのうち、復旧の可能性が高いと判断したHDDを単体で修復します。そのHDDが復旧したら、RAID5の壊れていないHDDのデータを使用し、残り1台のHDDにデータを復元します。
このデータ復旧作業は、一般のユーザーでは技術や設備などの観点からほぼ不可能です。2台以上のHDDが故障した場合は、真っ先にデータ復旧業者に依頼しましょう。

RAID5の構成が壊れてしまっている場合

HDD自体が故障していなくても、RAID情報が壊れてしまったことでRAID崩壊になることがございます。原因としては、経年劣化などの突然の発生や、リビルドを行おうとして間違ってHDDの場所を入れ替えてしまったり、RAIDのレベルを変更してしまったりという人的ミスなどが挙げられます。この場合は正しいRAID情報のレベルとHDDの順番を割り出して修正するという専門作業が必要ですので、データ復旧業者への依頼をおすすめします。

A1データのRAID5データ復旧サービスの特徴

どんなRAIDトラブルにも対応可能

データ復旧歴国内No1の当社は、30年以上の実績の中で様々なトラブルのRAID5の障害を復旧しています。データ復旧には全く同じ障害は存在しません。お客様ごとに保存されているデータは異なり、それにより障害が異なるからです。そのため、復旧技術においては様々なトラブルに対応できる「応用力」が最も重要です。「応用力」は実績経験によってのみ蓄積されますので、国内復旧歴No1の当社が最も様々なRAIDトラブルに対応できる自信がございます。

リビルド失敗、誤フォーマット、起動しない、リビルド間違い、ディスク2本以上の破損、データ削除、など様々なデータトラブルでも復旧対応可能ですので、「こんな状態だけどデータ復旧できるだろうか?」と不安なお客様のお力になれます。

※正確な復旧可否に関しては障害機器の状況によりますので、まずはお問い合わせください。

トラブル RAIDレベル 対応フォーマット
リビルド失敗
誤フォーマット
起動しない
リビルド間違い
ディスク2本以上の破損
データ削除
RAID0
RAID1
RAID5
RAID6
RAID10
RAID01
RAID50
RAID60
RAID5EE
RAIDADG
RAID3
RAID4
RAID51
RAID5E
JBOD
NTFS
exFAT
FAT16
FAT32
HFS
HFS+
APFS
EXT2
EXT3
EXT4
XFS
VMFS
ZFS
BtrFS
UFS
UDF

どんなメーカーのRAID機器も対応可能

RAID機器には様々なメーカーがございますが、データ復旧歴国内No1の当社は、30年以上の実績の中で数多くのメーカーのRAID5の障害を復旧しています。
※正確な復旧可否に関しては障害機器の状況によりますので、まずはお問い合わせください。

Buffalo
I-O Data
DELL
HP
IBM
NEC
FUZITSU
Logitec
QNAP
Hitachi
Lacie
Toshiba
Western Digital
Intel
LOGICALEFFECT
Segate
Apple
corega
Sony
NETGEAR
COMPAQ
Epson Direct
SAMSUNG
Thecus
PROMISE
ASUSTOR
ELECOM
drobo
Huwei
Lenovo
CENTURY
Princeton
Acer
Epson
CineRAID
D-RINK
DATA TALE
asi
G-Technologi
iomega
synology
cisco

RAID機器でも成功報酬型の料金体系

RAID機器はHDDが2台以上あり復旧作業の難易度が上がることから、作業費を固定で徴収する業者も多くあります。当社では料金ポリシーのもと、RAID5で数十本以上のHDDで構成されているHDDであっても成功報酬型の料金体系です。復旧データが戻って初めて費用が発生するため、納得した状態でお支払いすることが可能です。
また、BUFFALOとI-Odata、DELLのRAID機器の場合は割引きがございます。

※仮想環境や一度に9台以上のHDDを調査する場合は別途調査費が発生致します。
※出張での調査や復旧の場合は料金が異なる場合がございますので詳しくはリモート・リカバリーオンサイト・リカバリーをご確認ください。

RAID5のデータ復旧を自社で行うまたはメーカーに依頼する場合の注意点

消失すると困るデータの保全が出来ているか確認する

当たり前ではありますが、データが無くなっても問題ない状態にしてから依頼をしましょう。メーカー様の作業の場合は、使えるようになることを目的に、復旧するのではなく交換するケースが多いため、交換されてしまうと当然データは戻ってきません。

HDDのシリアル番号を記録する

見た目には違いがないHDDでも中に入っているデータが違うHDDを複数利用するRAIDは、HDDの取違いが命取りとなります。HDDにはユニークなシリアル番号が記載されていますので、シリアル番号をメモし、どのシリアル番号のHDDがどこに使われていたかを物理的に把握しておくようにしましょう。

むやみにRAID機器の電源ONOFFを行わない

トラブル時は焦ったりイライラしたりして、動作しているかわからないRAID機器をすぐいじってしまうことは非常に多いです。が、電源のONをされてHDDの中でなにも動作していない、RAID機器のシステムが一切動いていないケースは稀で、内部的には何かしらの動作がされています。その中で電源ONOFFはより被害を拡大する行為ですので絶対に行わないようにしましょう。

RAID5のデータ復旧を復旧業者に依頼するときの注意点

実績のある企業に依頼する

RAID5の機器からのデータ復旧も、基本的には1回勝負の作業です。失敗は出来ません。RAID5などの複数本HDDの場合はより複雑な障害が想定されますので、ある程度の実績と経験がある企業でしか復旧は困難です。実績や経験をもとに企業選定を行いましょう。

セキュリティがしっかりしている企業に依頼する

セキュリティがしっかりしていないと、自身のデータの漏洩をされるリスクがあります。昨今ではリモートでの復旧作業も可能となっており、特にRAID5などのより復旧難易度の高い復旧作業は、海外を含めて外部の企業に復旧作業を外注するケースもあり、より情報漏洩のリスクが高まっています。企業としてのセキュリティがしっかりしているだけでなく、出来るだけ復旧作業を内製化している企業が安心です。

悪徳業者かどうかを正しく見極めて依頼する

残念ながらデータ復旧業者の中には、データが復旧されなくても高額の支払いを要求してくる悪徳業者に該当する業者もございます。
以下のポイントに該当する業者は本当に信頼の置ける業者かどうか慎重に見極めることをお勧めします。

悪徳業者かどうかを見極めるポイント

  • データ復旧ガイドラインに則っているかを確認する
  • 悪徳業者といった被害の口コミがないか確認する
  • HDDをすぐ預かろうとする企業にはご用心

※データ復旧歴No1の当社の判断基準であり、100%言い切れるわけではございませんことをご理解ください。

RAID5のデータ復旧に関するよくある質問

  • Q1.

    RAID5からRAID6へ間違えたリビルドしてしまっても復旧可能でしょうか?

    はい、可能です。具体的には状態を確認してみてからになりますのでまずは調査依頼をお勧めいたします。

  • Q2.

    サーバーのRAID50でHDD10本以上の構成ですけど復旧出来ますか?

    はい、可能です。当社はRAID50などのRAID構成も復旧対応可能です。HDDが100本を超える構成も対応可能です。

  • Q3.

    raid5でディスク追加時にエラーが出て壊れました。データ復旧出来ますか?

    はい、可能です。RAID5のディスク増設時のトラブルは非常に多く、復旧実績が多数ございます。まずは治る治らないを正確に確認するために、調査依頼をお勧めいたします。

  • Q4.

    データ復旧完了後、RAID機器を再利用しても良いでしょうか?

    RAID機器自体が利用可能な状態であれば再利用しても問題はございません。ただし、RAID機器自体が破損している可能性も十分に考えられるため、データは別にバックアップを取っている状態での利用を推奨いたします。